ポッパーは歴史的にも古いルアーとして知られており、年々その種類は増加傾向にあります。
特に近年では、ハードベイトのみでなく、エラストマー素材を使ったソフトマテリアルのポッパーも登場し、選択の幅が更に広がってきています。
そんなポッパーに対して、特に動きが良く、リアルサウンドを発生させることが出来るお勧めモデルをハードベイト、ソフトベイトの両方からご紹介します。
ポッパーとは
- トップウォータールアーの一種
- カップによるスプラッシュ/サウンドでバイトを誘発
トップウォータールアーの一種
ポッパーは、水面でバスを誘い出すトップウォータールアーのジャンルに含まれます。
ポッパーの他にもペンシルベイトやクローラーベイト、フロッグ等も存在しますが、ポッパー自体の歴史は長く、1900年代に登場したルアーとされています。
ポッパーだから釣ることが出来る魚も多いと言われており、まだまだ唯一無二のルアージャンルとして、トッププロの多くが使用するルアーとなっています。
カップによるスプラッシュ/サウンドでバイトを誘発
ポッパーが持つ最大の特徴とも言えるのが、魚が大きく口を開けたような形状を持つカップにあります。
このカップで水面の抵抗を受け、スプラッシュやバブル、ボコッと言った他のルアーでは演出できないサウンドを出すことが出来るようになっています。
一つのルアーで多彩な演出ができるのポッパーの特徴であり、ルアー操作の楽しみを与えてくれるのもポッパーの魅力と言えるでしょう。
ポッパーが有効になる季節
- 春~秋まで有効
- 季節によってアクションの仕方を変える
表層を攻略することが出来るポッパーですが、春先から晩秋まで有効となるルアーです。
最も水面系のルアーは、夏場に使用するイメージが先行してしまいますが、特にポッパーに関しては、その考えは当てはめなくてもよいでしょう。
春
春はスポーニングの季節として知られていますが、スポーニングの前段階では、バスは体温を温めるために、表層に浮き初めます。
また、スポーニング後には積極的に表層を意識するバスが多くなり、移動速度が遅いルアーを一時的に好む場合が多くなります。
このため、ポッパーでピンポイントをゆっくりと攻略することがポイント。
他のルアーは釣果が出なくても、ポッパーであれば高い釣果が出せる場合も少なくありません。
夏
夏は最もポッパーを初めとした表層系のルアーが役立つ季節でもあります。
日中は表水温も高くなるので、朝マズメや夕マズメ等で少しでも水温が下がっている状態で狙うのがベスト。
特にポッパーは移動距離が少ないルアーなので、オーバーハング下で魚を浮かせて狙いたい時は非常に有効になるルアーの一つと言えるでしょう。
秋
夏が終わると、ポッパーなどの表層系ルアーへの意識が薄れると思われがちですが、晩秋までは積極的にベイトを捕食し、水面でボイルが発生することも珍しくありません。
秋の魚は簡単にルアーを見切ることが知られていますので、ポッパーも長時間動きを止めるスローなアプローチより、積極的にルアーを動かした方が有効となるケースも多くあります。
季節ごとで動きを変えると更なる釣果を期待することが出来ます。
ポッパーの使い方
- スプラッシュで使う
- 音と泡で誘う
- ドッグウォークで使う
スプラッシュで使う
ポッパーの基本的な使い方の一つとされるのが、スプラッシュであり、水面を削り取るようにして、水しぶきを出すことで、バスにアピールする方法です。
ルアーが正面を向いている状態で、ラインを張り、ストロークを長めにとったトゥイッチを行うと、スプラッシュを発生させることが出来ます。
ある程度広範囲に散ってしまっているバスを引き寄せるのにも有効な方法で、スプラッシュの飛沫がバスから追われている小魚のように演出できます。
音と泡で誘う
スプラッシュと合わせてマスターしておく必要があるのは、音と泡でバスを誘い出す方法です。
ラインを緩めた状態で瞬間的にトゥイッチを行うと、甘いサウンドと泡でアピールすることができるようになります。
音と泡を発生させることで水深のある場所からもバスを引き上げることが出来ます。
ドッグウォークで使う
ポッパーはペンシルベイトのように、ドッグウォークをさせて使用させることが出来ます。
連続した軽いトゥイッチを行うと、ポッパーも首を振りながら水面でアピールを開始します。
特に逃げ惑う小魚をポッパーで演出したい時や、ピンポイントを移動距離を落として狙いたい時などは有効となります。
他の人を凌ぐ釣果を出すための秘訣
- ロッドの硬さによってアクションの強さを変える
- ルアーとの距離によって穂先の高さを変える
- アクションによってラインの結び方を変える
ロッドの硬さによってアクションの強さを変える
ポッパーを使いこなして他の人よりも多くのバイトを発生させる人の多くは、ロッドのティップの硬さによって、ルアーアクションの強弱を変えています。
柔らかいロッドに慣れている人が硬いロッドを使うと、アクションが強すぎてルアーの動きが破綻してしまう場合もあります。
逆も同様に、硬いロッドに慣れている人が弱いロッドを使用すると、入力が弱すぎて実はルアーが動いていないということが出てきます。
どれくらいの強さで操作するのがベストかは、ロッドによって異なるので目視で動きを確認しながら最適解を見つけ出す必要があります。
ルアーとの距離によって穂先の高さを変える
基礎的な要素ですが、意外と忘れてしまうこともあるのが、アクション時の穂先の高さ調節です。
ラインの沈み込みをできるだけ均一に保つことが最適なアクションを出すためには欠かすことが出来ないので、ルアーと釣り人の距離に応じて、穂先の高さを調節する必要があります。
特にポッパーをロングキャストする時は、着水後はロッドの穂先を高めに位置した状態でアクションを開始し、手元に近づくにつれ、穂先を下げていくとよいでしょう。
アクションによってラインの結び方を変える
ルアーのアクションを変える要素として、スナップを使用するか、直結びするかも影響してきます。
ルアーへラインを直接結ぶと、スナップ等の余分な重量が無いので、ルアーの浮き角度が大きくなります。
また、ルアーの可動域が小さくなるので、ルアーの頭が左右に振れることが少なく、スプラッシュやポップ音を作りやすいと言えるでしょう。
その反面、首振りは不得意になるので、ドッグウォークを重視させたいのであれば、ループノットで結んでくことがおすすめ。
もちろん、スナップを使うことでルアー交換の手間を減らしたり、意図的に浮き角度を小さくするのも良いでしょう。
おすすめポッパー10選(ハードベイト)
【レーベル】ポップR
ポッパーを語る上で欠かすことが出来ない伝説のポッパーとされているルアーです。
アメリカンルアーなので、見た目は日本のルアーに劣っていますが、動きやサウンドはピカイチであり、非常にバランスの取れたルアーです。
日本のポッパーの多くもこのポップRを原型として作られているモノも多く、必ず持っておきたいルアーと言えるでしょう。
【メガバス】ポップX
大きな音やスプラッシュでバスを浮き上がらせるという概念を壊したルアーです。
カップの中にダクトが設けられており、意図的に大きな音やスプラッシュが出ないように作られているので、あくまでもナチュラルに誘うことが出来るルアーです。
移動距離を抑えたドッグウォークも得意であることから、ポッパーよりも虫系ルアーとも呼ばれることも。
スレバスにこそ有効なルアーです。
【メガバス】ポップマックス
ポップXと並んでメガバスからリリースされているもう一つのポッパーです。
ポップXがナチュラルに誘う虫系ルアーにも似たポッパーであるのに対し、ポップマックスはしっかりと広域にアピールさせることが出来るアピール系のポッパーです。
ボディーが高重心で作られてることと、内部には左右への重心移動システムが搭載されることで、ドッグウォーク時にはボディーをロールさせ、フラッシングも可能となっています。
【OSP】ラウダー
OSPから出されているポッパーであり、非常に深い大型のカップが取り付けられているルアーです。
大量の水を一度に掴むことができるので、ロングキャストした先でも聞こえるほどの大音量を発生させることが出来るようにもなっています。
非常にアピール力が高いポッパーなので、水深のある場所からバスを引き上げる時には特に有効なルアーと言えるでしょう。
【デプス】パルスコッド
ビッグバスを刺激することが出来る動きを探求して作り上げられたポッパーであり、ビッグバスハンターから定評のあるルアーです。
パルスコッドの中にはスプリングウェイトが搭載されており、ロッドアクション後のポーズ時にも弱々しい震える動きを出せるようになっています。
カップは浅く作られているので、ルアー前方に綺麗なスプラッシュを出すことが出来るのも特徴と言えるでしょう。
【エバーグリーン】ワンズバグ
バスの動きがスローであるとされているアフタースポーンの時期には特に有効とされているルアーの一つです。
一般的なポッパーよりもボリュームが大きめに作られており重量があるので、ベイトタックルで正確なキャストを実現できるようになっています。
斜め45°程度の浮き角度で、大きすぎないカップを持っており、スプラッシュやバブル、ドッグウォークなどにもバランスよく対応可能。
ポッパーの基礎的要素を高い次元で煮詰めているルアーです。
【ダイワ】スティーズ ポッパー
ダイワのスティーズポッパーは他のポッパーには無い設計思想に基づいて作られています。
それは、フロロカーボンラインの使用を前提に作られていること。
バス釣りのスタンダートなラインとしれ認知されているフロロカーボンラインの使用を前提としているので、ライン選びに悩むことはなくなります。
特にオカッパリなど、タックルの持ち込む制限が限られてしまう時のポッパーとしておすすめ。
【ハンクル】K-O ポッパー
ベテランの釣り人の中でも、定番のポッパーとして人気を獲得しているポッパーの一つです。
原型はポップRとしても知られており、浮き角度を水平に近づけ、カップ形状を変更することで、よりスプラッシュが発生し易くなっています。
スプラッシュを出しながら、効率よく釣り場を探りたいと釣り人には特におすすめすることが出来るルアーの一つです。
【ノリーズ】タフバグ
年中ルアーを見ているスレたバスを攻略するために作られたポッパーです。
バスが警戒しないサイズであり、小さく作られたカップであくまでも控えめにアピールすることが徹底されてルアーと言えるでしょう。
着水音も小さくなるように作られているので、確実にバスが存在するけど、口を使わない状況では特に強いルアーと言えるでしょう。
【デュオ】レアリス ポッパー
ベイトタックルでも扱うことが出来る十分な重量を持っているルアーです。
他の一般的なポッパーよりもカップが浅く作られていることが特徴を持っており、これによりキレのあるドッグウォークアクションを演出することができるようになっています。
あくまでもポッパーですが、ペンシルベイト的な使い方も可能なので、状況選ぶことなく使用することが出来ると言えるでしょう。
おすすめポッパー4選(ソフトベイト)
【ハイドアップ】コイケポッパーフロッグ
エラストマー素材で作り上げられているポッパーです。
ワーム型のポッパーの中でも、大きめのサウンドを発生させることが出来るようになっており、琵琶湖等の広大なウィードレイクでその威力を発揮できるようになっています。
また、重量も14g程度あるので、ロングキャストにも対応できる優秀な一品です。
ワーム一緒に保管すると溶けてしまうので、保管方法には注意が必要です。
【イマカツ】ポッパーマウス
直ぐに根掛かりしてしまいそうなカバー周りを攻略することが出来る1品です。
根掛かり防止ができるようにガードが予め設定されている他、ツルツルとしてボディーでカバーの奥の奥へスキッピングさせやすい形状として作り上げられていることが特徴。
特にPEラインを使用したパワースピニングタックルと一緒に使用することが最適とされているエラストマー素材のポッパーです。
【ティムコ】ジャーキーポッパー
ジャッキーポッパーは、エラストマー素材で作られたワームであり、ポッパーとソフトジャークベイトの両方の要素を併せ持つルアーとなっています。
カップ部分から発生させられる飛沫やバブルに加えて、左右へキレのよいダートアクションを演出させることが可能。
ルアーを長時間見せるとバイトが出ない賢いバスにも有効となるルアーです。
【一誠】ポッパーワーム
ポッパーワームは、ただ巻きでも使えてしまうルアーです。
頭部分のカップにてポッパーとしての機能を果たす他、テールを含めた細かなパーツが付けられているので、ただ巻きすると細かくボディーを振動させてアピールすることが出来るようになっています。
ポッパーとしてはもちろん、虫系ルアーとしても使うことが出来る人気モデルとなっています。
人と差をつける便利アイテム
【リューギ】フェザード ピアストレブル
フェザーフックの中でもかなりボリュームのあるモデルです。
ボリュームがあるおかけで、ルアーの移動距離を抑えることが出来る他、バイト時のターゲットマーカーにもなるので、ミスバイトの軽減に役立ちます。
釣り場の状況に合った理想的な動きのために、簡単なフックチューンから始めるのもよいでしょう。



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