水深の深い釣り場を攻略する時には、効率よく深場を探ることが出来るディープクランクは欠かせない存在と言えるでしょう。
そんな中でも、長年多くの釣り人から絶対的な信頼を獲得しているのがメガバスから出されているDeep-X 300です。
今回はそんなDeep-X 300の特徴と、性能を引き出すための最適な使い方やタックルセッティングを踏まえてご紹介します。
Deep-X 300とは
Deep-X300とはメガバスから2008年頃にリリースされたディープクランクの一種で、最大で5mレンジまで攻略することが出来るルアーです。
登場してから年月は経過しているルアーですが、その性能の高さから琵琶湖やリザーバーなど水深の深い釣り場の攻略では特に高い評価を受けているルアーとなっていおり、いまだに多くの釣り人が愛用しているルアーとなっています。
Deep-X 300のスペックはこちら
| 全長 | 75mm |
| 重量 | 3/4oz |
| フック | #4×2 |
| 価格 | 1,800円(税別) |
Deep-X 300の特徴
- 強すぎないアクション
- 多目的重心移動システムによる姿勢変化
- スナッグレス性能
強すぎないアクション
Deep-X 300は他のダイビングクランクと比較すると、ウォブルの幅が小さく、クランクベイトでありながら、少しシャッドに近い動きは出すことが出来るよう作られています。
この強すぎないアクションは、リーリングを行っている時のロッドティップからも少し弱めなアクションであることが感じ取れるでしょう。
アピール力が強すぎないので特にクリアレイクでは強い味方になってくれるのはもちろん、巻き抵抗も少ないので長時間使用や高速巻きにも対応することが出来るメリットを持っています。
多目的重心移動システムによる姿勢変化
Deep-X 300の最大の特徴とも言えるのが、メガバス独自の重心移動システムである多目的重心移動システムが搭載されている点にあります。
この重心移動システムは、一つのウェイトボールをキャスト時,ダイビング時,スイミング時で異なるポジションに移動させるシステムです。
特にダイビング時からスイミング時へのポジションが移動すると、ルアーの動きもウォブル中心からロール中心の動きに自動変化する為、多くのバスがこの姿勢変化時のタイミングでバイトをします。
また、ロッドアクションを加えると、クランクベイトでありながら、トリッキーなイレギュラーアクションを発生できるのも魅力です。

スナッグレス性能
Deep-X 300が支持されている理由のもう一つの理由となるのが、スナッグレス性能の高さです。
多目的重心移動システムのおかげで発生することが出来るトリッキーなアクションはウィードを中心とした根掛かり外しにも効果を発揮します。
特にウィードに対するスナッグレス性能が高く、ワーミングクランクとしても高い性能を発揮してくれます。
Deep-X 300が有効な時期
- 春
- 夏
- 秋
春
早春の段階でバスがまだシャローに出てくる前段階であれば、深いレンジを攻略することが出来るDeep-X 300の出番であり、産卵前の体力づくりを行うバスにとっては最適なベイトになる得ることが出来ます。
産卵が始まる前までがDeep-X 300の出しどころの一つと言えるでしょう。
夏
もう一つの出しどころとなるのが、産卵後にシャローで捕食を終えた後のバスをターゲットとする方法です。
多くのバスはシャローで産卵、一時回復を行った後に深場へ戻っていきます。
水温が高すぎない状況ではバスも深場で積極的に捕食行動を行うので、Deep-X 300で効率よく探るのもお勧めです。
秋
秋はDeep-X 300の使用が最もおすすめすることが出来る季節です。
この時期になると水温が適水温に戻り、更にバスは横に移動するベイトを積極的に捕食するようになってきます。
また、釣り場のウィードも抜け落ち初めますので、特にディープクランクが扱いやすいと言えるでしょう。
Deep-X 300が持っているウィード回避の性能を活かしながら、使用することがおすすめな時期でもあります。
インプレ:Goodポイント/Badポイント
- 中層のただ巻きでも釣れる
- ウィードをほぐすことが出来る
中層のただ巻きでも釣れる
クランクベイトであれば、何か障害物にコンタクトさせてバイトを誘発するのが、一般的ですが、Deep-X 300の場合は、中層のただ巻きでもバスが釣れました。
重心移動システムのおかげで、姿勢変化が起きるタイミングやピックアップ時のバイトが多い印象です。
動き自体は強くありませんが、スローに引いても手元にルアーの動きを感じることが出来るので、低水温期にも使いやすいと思われます。
ウィードをほぐすことが出来る
Deep-X 300をトゥイッチしながら使うと、クランクベイトとは思えないアクロバティックな動きを発生してくれます。
この動きを出せるおかげでウィードに絡んだことを感じた後でも、ロッドを何度か強く煽ることで、ウィードを全くつけていない状態で回収することができました。
ウィードをほぐしてポーズしている時に、バイトが出ることも多く、1キャストの中でも多くのストライクポイントをバスに与えることが出来きていると思います。
- 潜行深度は3~4m程度
- フックが弱い
潜行深度は3~4m程度
Deep-X 300の潜行深度は最大で5mとされていますが、実際には、3~4m程度の潜行深度を見積もっておいたほうが良いでしょう。
ディープクランクの潜行深度は使用するラインの太さやキャスティングの飛距離に大きく依存する部分があります。
Deep-X 300を使う状況では、14lb~20lb程度の太さのラインを使用することが一般的であると考えるのであれば、5mよりも少なく見積もっておき3m~4m程度を攻略するルアーとして認識しておくほうが適切でしょう。
フックが弱い
Deep-X 300にはメガバス独自のフックであるカツアゲフック#4がデフォルトで搭載されています。
非常に軽量なフックであると当時にアウトポイント&アウトバーブのフックなので、初期掛りは非常によいフックですが、その反面、フックとしての強度は低い難点を持っています。
でかい魚とのファイトではフックの伸びを考慮する必要があることや、替えのフックを選定する時も、浮力に影響が出てしまうこから慎重にフック交換を行う必要があります。
同じように初期掛かりを重視したフックであれば、イチカワフィッシングから出されているRCカマキリが同様にアウトポイント型のフックであり、十分な強度を持っているのでおすすめ。

メガバスの純正カツアゲフックとRCカマキリはこちら。
Deep-X 300に適したタックル
- 7ft 以上のMHロッド
- 34mm以上のスプール径を持った高剛性リール
- 14~20lbのフロロカーボンライン
7ft 以上のMHロッド
Deep-X 300を使用する時のロッド選びでは、7ft以上のロングロッドを選ぶことがお勧めです。
Deep-X 300を使用した釣りでは、どれだけ深い潜行レンジを維持させることが出来るかが、釣果を高める非常に大きな要素となります。
ロングロッドであるほど、遠投には有利となりますので、可能な限りロングロッドを使用して、深い潜行レンジを長い距離攻略できるようにするのが良いでしょう。
また、ルアー重量は21g程度になりますので、Mクラスのロッドでも扱うことはできますが、水圧が強く掛りますので、できるだけMHクラス以上のロッドを使用した方が無難でしょう。
遠投ができるディープクランク向けロッドはこちら。
34mm以上のスプール径を持った高剛性リール
ディープクランクで釣果を高めるには、遠投性能が必要なリールを選び出すことが必要です。
スプール径が大きいほど回転が失速しにくく、重たいルアーの遠投に向く傾向があります。
このため、標準的なスプールサイズとされる34mmや32mm径よりも大きいスプールを搭載しているリールが適していると言えるでしょう。
また、ディープクランクの釣りは、巻き抵抗が強いのでリールにも大きな負荷が掛かります。
できるだけブラスギアが使用されていたり、アルミの一体成型ボディーをもっている高剛性のリールを選んでおくことで、長期使用にも耐えることが出来るようになります。
14~20lbのフロロカーボンライン
深い水深を攻略する釣りなので、ラインも比重が重たく、水に沈むフロロカーボンラインを使用することがおすすめです。
ナイロンラインを使用するのも悪くはありませんが、ラインの比重が軽いので潜行深度が浅くなる傾向が出ることを意識しておくとよいでしょう。
Deep-X 300は21g程度の重量であり、ロングキャストを繰り返す釣りでもありますので、キャスト切れをさせない為にも14-20lb程度のラインがおすすめ。
中でも根ズレになどに強いラインはこちら。



コメント