2023年になって遂にシマノからも新作のリールが発表されました。
2023年にリリースされたモデルは、多くのアングラーが待ち焦がれていたモデルもラインナップされており、いち早く適したい方は多いのではないでしょうか。
そんな2023年のシマノベイトリールを特徴を交えてご紹介します。
2023年 シマノ新作ベイトリールの特徴
- MGLⅢスプールの搭載機種の拡充
- ブレーキシステムのアップグレード
- MDシリーズとギア比選択の拡充
2023年のシマノのベイトリールには、これまでハイエンドシリーズを中心に導入されてきたMGLスプールⅢが幅広く拡充され、キャスティングパフォーマンスが向上できるようになっています。
DCブレーキに関してもこれまでのDCブレーキよりも緻密な制御を行うことができるようになっており、飛距離とトラブルレス性能に磨きがかけられるようになってきてきます。
シマノはこれまでもフリースタイルフィッシングにも力を入れてきていましたが、更にMDシリーズを拡充することで、更に幅広く釣りを楽しむことができるようにしています。
2023年 シマノ新作ベイトリール
【シマノ】アンタレス DCMD
項目 | ’18アンタレス DCMD | ’23 アンタレス DCMD |
ベアリング数 | 11個 | 12個 |
スプール | 38mm/22mm | 38mm/21mm_MGLⅢ |
ギア比 | 7.8:1 | 7.8:1 / 7.4:1 |
メカニカルブレーキ | 外部からの調整不可 | 外部調整可能 |
2023年には、村田基氏の監修によるベイトリールであるアンタレス DCMDがリリースされます。
現行モデルとしてリリースされたのが、2018年モデルとなるため、5年間の歳月を得てのモデルチェンジです。
キャスト性能に関しては、村田基氏のテストにより突き詰められた新しい4×8のDCブレーキシステムと、MGLスプールⅢを搭載することでシマノの最上位リールとして恥じないカッ飛びのアンタレスとして仕上げられているようです。
リーリングに関しては、ドライブギアの軸部分へベアリングを追加することで、ステラに近いリーリングを実現しているとのこと。
’18モデルにはなかったハイギアのラインナップと、メカニカルブレーキの外部ダイヤル調整を可能にしている点も多くのアングラーから喜ばれるポイントとなっています。
最上位モデルの正常進化と位置付けることができる新型リールです。
【シマノ】カルカッタコンクエスト MD 300&400
項目 | カルカッタコンクエスト 300 | カルカッタコンクエスト 300 MD |
ギア比 | 6.2:1 | 7.5:1 |
ハンドル長 | 48mm | 45mm / 51mm |
ハンドルノブ | フラット | フラット / ラウンド |
ブレーキシステム | SVS | SVS MDチューン ・SVS&マグネットブレーキ |
最大ドラグ力 | 7kg | 8kg |
モンスターバスをはじめとしてソルトウォーターなどでもフリースタイルに活躍することができるMDシリーズにカルカッタコンクエスト 300 MDと400 MDが追加されます。
対モンスターフィッシュ用のリールとして作り上げられており、エキストラハイギアの搭載とSVSにマグネットブレーキも付けられることで、大型ルアーを使用した時のトラブルレス性能も各段に上昇させています。
ギア比に関しては多くのアングラー待望のエクストラハイギアとなっており、最大で101cmの巻き上げを可能としています。
ハンドル部分は選択式となっており、45mmのノーマルハンドル&フラットノブと、51mmのロングハンドル&ラウンドノブを選択することができるようになっているので、釣りのスタイルに合わせて好みで選ぶことが可能です。
【シマノ】カルカッタコンクエスト BFS
項目 | ’17カルカッタコンクエスト BFS HG | ’23カルカッタコンクエスト BFS HG |
ギア比 | 6.8:1 | 7.8:1 |
自重 | 200g | 195g |
最大ドラグ力 | 4kg | 3.5kg |
スプール寸(径/幅) | 32mm/21mm | 29mm/19mm_MGLスプールⅢ |
ブレーキ | FTB | New FTB |
カルカッタコンクエスト BFSも2023年に生まれ変わって登場します。
これまでのカルカッタコンクエスト BFSは2017年モデルとなっていたので、6年ぶりのモデルチェンジとなります。
細かな仕様変更はは数多くありますが、最も着目すべき点はハイエンドモデルにも搭載されているMGLスプールⅢの搭載と新しいFTB(フィネスチューンブレーキ)です。
新しいFTBはブレーキユニット部分に磁性リングを取り付けることで、マグネットブレーキの過剰なブレーキを抑えることができるようになっており、MGLスプールⅢとの相乗効果で今まで以上に低弾道のキャスティングを行うことができるようになっています。
丸形ベイトリールファンの待望モデルです。
【シマノ】SLX DC XT
項目 | ’20 SLX DC_XG | ’23 SLX DC_XG |
ギア比 | 8.2:1 | 8.1:1 |
重量 | 210g | 195g |
スプール寸法(径mm/幅mm) | 34/22 | 33/21_MGLⅢ |
ハンドル長(mm) | 45mm | 42mm |
ブレーキ | I-DC4 | I-DC5 |
ハイコストパフォーマンスモデルとして知られている SLX DCもモデルチェンジし、リリースされます。
SLX DC XTにもMGLⅢは搭載されるようになり、ブレーキシステムもI-DC4からI-DC5へグレードアップされているので、’20年モデルよりも更に伸びやかなキャストができるようになっています。
ハンドル長やリール単体重量など細かな点もアップデートされており、更に小型ルアーへの対応力をUpさせています。
まとめ
2023年にリリースされるベイトリールは、3月以降の発売が予定されています。
いち早く手に入れてシマノの最新技術を堪能してみてくださいね。
コメント